尾三支部について

Be different ! ~確かめよう自分自身で 感じよう世界の風を~

AFS尾三支部は、1996年に本格的な活動を開始しました。運営はすべてボランティアスタッフで行っています。受入家庭やホストスクールもすべてボランティアです。毎年、3名~5名の年間留学生と、半年間の留学生や数名の短期留学生たちが全世界からやってきて、尾三地区の家庭で生活しながら地元の高校に通っています。


 

公益財団法人AFS日本協会 尾三支部

支部長 土井 達浩

 

ごあいさつ

 

日頃からAFS日本協会尾三支部の活動にご理解とご協力をいただきありがとうございます。
 2023年度の尾三支部は様々な面で実りある、そして充実した1年間になったと思います。留学生の受け入れでは、尾三支部であまり経験のない秋組の年間生をフランス、イタリアから二年連続で受け入れ、半年間の経験を春組生に繋げていく事ができました。高校生の留学生にとって半年先輩の留学生は、とても頼りになる存在だったと思います。スタッフは大変な1年でしたが、この経験によって尾三支部は少なからず成長できたと感じています。
 派遣生は2022年夏に3名の生徒が、フィンランド・ドイツ・イタリアに留学していましたが2023年夏、3人とも無事にプログラムを終えて帰国しました。体験発表会では留学先での異文化体験を現地の写真を交えながら話してくれました。笑顔で「留学は楽しかった」と話していましたが、辛かった事も沢山あったかと思います。言葉の壁を乗り越え、全力で異文化に挑んだ彼女たちは、逆境に立ち向かい楽しむ力を得たのだと感じました。
AFSはボランティアで成り立っているため、AFSに共感して下さる支部スタッフが増えるのはとてもありがたいことです。2023年度は沢山の方がボランティア登録をしてくださいました。尾三支部は新たな仲間と共に成長できた一年となりました。
今年度は2023年8月に来日した秋組年間生(イタリア)に加え、3月に新たに春組年間生1名(フィンランド)、春組セメスター生2名(半年滞在:ハンガリー・ラトビア)の受け入れが決まっています。どんな留学生が来るのかとても楽しみにしています。また、派遣生は3名、コスタリカ・ハンガリー・エクアドルへの留学が決まっています。これから新たに旅立つ派遣生達は、期待と不安を胸に言語や留学先の文化を勉強していることでしょう。
 AFS尾三支部は、日本の文化を学びたい若者と、異文化を求め異国を目指す若者たちが交差する場所です。そんな若者たちに寄り添い、安心して学べる環境を提供できるように、私たちは日々活動を行っていきます。