尾三支部について

Be different ! ~確かめよう自分自身で 感じよう世界の風を~

AFS尾三支部は、1996年に本格的な活動を開始しました。運営はすべてボランティアスタッフで行っています。受入家庭やホストスクールもすべてボランティアです。毎年、3名~5名の年間留学生と、半年間の留学生や数名の短期留学生たちが全世界からやってきて、尾三地区の家庭で生活しながら地元の高校に通っています。


 

公益財団法人AFS日本協会 尾三支部

支部長 土井 達浩

 

ごあいさつ

 

日頃からAFS日本協会尾三支部の活動にご理解とご協力をいただきありがとうございます。

2022年度はコロナウィルスに阻まれていた支部活動が再開し、気持ちも新たに再スタートができた年度となりました。4月には春年間生1名を受け入れる予定でしたが、コロナウィルスの影響で1か月遅れてブラジルからの留学生を受け入れることができました。秋にはフランスから年間生を1名、短期生をブルガリア・ギリシャ・アルゼンチンから3名の留学生を受け入れました。また、尾三支部から海外に興味を持っている高校生が、イタリア・ドイツ・フィンランドに旅立ちました。コロナウィルスの影響をほとんど受ける事なく、受け入れと派遣ができたことを嬉しく思います。久々に留学生と向き合い彼らの笑顔と片言の日本語を耳にすると、尾三支部に以前の活気が戻りつつあると実感した1年でした。
2023年度のスタートは春に年間生を2名、チェコとニュージーランドから受け入れる予定です。今年度は尾三支部からの派遣予定はありませんが、2022年度秋出発の3名が帰国する予定ですので、一回り成長した彼らに再開できることを楽しみにしています。
 言葉も文化も違う見ず知らずの若者を家族として受け入れ、寝食を共に生活するという事は楽しいだけではありません。言葉の壁や文化の壁を乗り越え家族の一員となるには、お互いが歩み寄りお互いを理解しなければいけません。この冊子には留学生とホストファミリーが共に学んだ事が記されています。この貴重な体験談を一人でも多くの方に読んでいただければ幸いです。
 AFSは平和を願う思いが形となり現在の活動に繋がっています。しかし残念ながら現在も世界のどこかで戦争や紛争が絶えません。このAFSプログラムに参加した若者たちが将来戦争のない世界に導いてくれる事を願っています。
 今後ともAFS尾三支部の活動にご支援とご協力を頂きますようお願い申し上げます。