戻る
マレーシア留学体験記
   派遣生:Wさん(静岡市) 留学期間2017年2月〜12月



私はAFS64生として20172月から12月までの約11ヵ月間マレーシアにステイしました。私が派遣になったのは首都クアラルンプールから車で2,3時間のところにあるイポーという街でした。ホストファミリーはマレー系でムスリムの家庭だったので、このステイを通してイスラム教の文化に深く触れることができました。特に6月に一ヶ月ほど参加した断食が印象に残っています。最後までやり遂げる力を身につけたと共に食事を当たり前のようにできる有難さに気づきました。

 学校にはマレー系の子とインド系の子がいて普段はマレー語と英語を主に話していましたが、インド系の友達にはタミル語を教えてもらいたくさんの言語に触れることができました。9月にはSTEというプログラムで2週間サラワクというボルネオ島にある街で中国系のホストファミリーと過ごしました。ここでも先住民族にあったりオラウータンを見に行ったり新しい体験をすることができました。

 11月にはお祭りに参加するためにインド系の家に一週間ステイする機会も与えられました。このように多民族国家であるマレーシアでは、多くの文化、言語、宗教などに触れることができ充実した留学生活を送ることができました。このような機会を与えてくださったAFS、ホストファミリー、ボランティアの皆様に感謝します

〔写真〕クラスの仲間たちと